スコットランドと言えばウィスキー!
エディンバラにはウィスキーのお店がすごくたくさんあります。
スコットランドにいらしたらぜひ試したい名物です。蒸留所ツアーなどもありますが、エディンバラ市内でも体験できる場所があります!
今回行ってきたのはThe Scotch Whisky Experience。ロイヤルマイルのエディンバラ城寄りのほぼ終点にあります。
1種類だけのものから、6種類+お食事のまで、ツアーの種類も豊富で迷います…
今回選択したのは4種類のテイスティングとスコットランドの食材とのペアリングを楽しむTasting Talesのコース。
10人のグループに対してガイドさんが1人。ウェールズ出身の明るいお姉さんでした。
部屋に入るとテイスティングセットが用意してあります。わくわく!
まずはウィスキーをテイスティングする際に見るポイントを教わります。
色を見て、くるくる回してグラスに残る跡がどれくらいのスピードで落ちるかを確認し、香りを嗅いで、味わいます。
いただくときの合言葉は「すらんじゅば!」
ゲール語でSlàinte Mhath と書くそうです。あなたの健康に、という乾杯の言葉です。
最初はブナハーブンの12年。
ハイボールくらいしか飲んだことない素人はアルコール度数にびっくりです。
アイラ島の蒸留所のシングルモルトウィスキーをダークチョコレートをペアリングします。
「12年」というのは含まれているウィスキーの1滴1滴が少なくとも12年以上熟成されている、ということだと教えてもらいました。
お次はオールドプルトニーの12年。
こちらもシングルモルト。Wickという本土の北の方で生産されています。
スコットランドのマスをスモークしたのと合わせていましたが、個人的にはペアリングしない方が好み。4種類の中で私も含めて会場で一番お気に入りと答えた人が多い種類でした。
蒸留する釜を発注したら大きすぎて首の部分を短くしたから独特の味になってる、など背景知識をお姉さんがいろいろ教えてくれます。
3番目はカティーサークのProhibition。
こちらはブレンドウィスキー。カティーサークは中国からお茶を運んでいた速い船だそうで、その船の名前の由来がスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの詩に出てくるミニスカートを履いた魔女、みたいな豆知識をたっぷり教えてもらいました。
これまたアルコール度数50%できつい。むせました。
こちらは鹿のサラミと合わせていたのですが、このサラミがすごく美味。今は人気すぎてネット販売のみだそうです。
最後はポートシャーロットの10年。
こちらもブレンドです。唯一ピートのウィスキーで、すごくスモーキー。最初のブナハーブンと同じアイラ島です。
最初に口に含んだ時の印象と、途中の味わいが全然違ってびっくりでした。合わせたのはアップルスモークのチーズ。これが溶けるように美味しい…ペアリングという意味ではこの組み合わせが一番好きでした!
テイスティングセッションは約1時間。
私たち以外の参加者は全員アメリカからの観光客だったそう。中にはウィスキーが苦手な方もいらして、私含めて初心者もたくさんいました。
写真では少しに見えますが、度数が高いので私は全部は飲みきれませんでした。それでも帰りはほろ酔いです。
セッション後は隣のウィスキーショップで試飲したウィスキーを購入することもできます。
ウィスキーグッズや、スイーツなどお土産も豊富です。
Tasting Talesコースは不定期開催で、英語のみですが、シルバーコースとゴールドコースは毎日開催、日本語のオーディオガイドがあるそうです。
以前飛び込み参加しようとしたら予約で一杯、と言われてしまったことがあるので気になる方はぜひ予約をおすすめします!
ずっと行ってみたかったウィスキーテイスティングに参加できて大満足!
ロイヤルマイル観光のハイライトになるウィスキー体験、おすすめです弄
みなさんもウィスキーを飲む際には「すらんじゅば!」と言ってみてください!