エディンバラから足を伸ばしてスコットランドの別の街にも遊びに行ってみませんか?
エディンバラから電車で40分、または車で50分くらいで気軽に行けちゃうダンファームリンのご紹介です。
鉄道で移動される場合はScotrailで時刻表確認・予約しましょう!
ダンファームリンの場所
エディンバラから湾を挟んで向かいにあります。
人口は5.5万人くらいの小さな街です。
エディンバラよりも静かで、街並みがきれいで私はすごくお気に入りです!
海流のせいなのか、エディンバラからそんなに離れていないのにお天気は全然違ったりします。
エディンバラでは曇りだったのにダンファームリンでは結構な積雪だったり、ダンファームリンは晴れていてもエディンバラは土砂降りだったりします。
お出かけの際は両方の天気予報をチェックしてください。
ダンファームリンを知ったのは私をInstagramで見つけて声をかけてくださったお友達が住んでいるのがきっかけです。駅まで車で迎えに来てもらいましたが、電車+徒歩でも楽しめます!
ダンファームリンの見どころ
Dunfermline Carnegie Library & Galleries
アメリカの有名な鉄鋼王カーネギーはダンファームリンの出身!
大成功した後に故郷に錦を飾るようにいろいろ寄付されたそうです。
図書館は前を通りかかっただけでしたが、ダンファームリンの歴史の展示がある博物館はすてきでした。エディンバラの博物館や美術館ほどの大きさや派手さは無いですが、地元に根ざした小綺麗な施設、という感じで個人的にとても気に入りました。
地元の産業などがよく解説してあります。私が行った時はノルマン人の展示がされていたり、企画展も入れ替わりで行っているようです。
外のお庭も季節のお花が咲いているのでお散歩にぴったりです。
ダンファームリン修道院
図書館のすぐ近くにある歴史ある建物です。
結婚式もできるようで、最初に行った時には貸切で入れませんでした。
修道院(19世紀に建て直されたもの)とかつて宮殿だった廃墟があります。
歴史は1128年まで遡るそうなので、日本だと平安時代の崇徳天皇の頃らしい。
スコットランドの英雄ロバート・ブルースの遺骨(心臓だけはメルローズに埋葬されているそう)が埋葬されています。死んだら心臓を聖なる地に持っていって欲しい、というのがブルース本人の希望だったそうで、宗教改革の破壊などを経て行方不明になっていたのが立て直す直前に発見されたんだとか。そんなミラクルもあって立て替える時にブルース色を強めにしたかったんだと思うのですが…ちょっとアンマッチな感じが個人的に面白いです。(頂点部分にROBERT BRUCE KINGなどアルファベットが見えます)
個人的にティファニーのステンドグラスが大好きなのですが、ダンファームリンで素敵な1枚に出会えちゃいました。アンドリュー・カーネギーがニューヨークのティファニーに注文したそうです。
ピットゥンクリフ公園
ピッテンクリーフとも。綴りはPittencrieff。
とても広大できれいな公園です。ぜひピクニックしたい。
これまた修道院から歩いてすぐです。
Dunfermline city駅から歩いて1キロちょっとです。
この公園、孔雀を放し飼いにしてます。
放し飼い(お散歩みたいな、一応係の人は見守ってるみたいです)はちょっとびっくりします。
車を運転する側は注意が必要です。(事故も実際あるらしい…)
ケージにいる孔雀もいて、間近で観察できちゃいます。
係の方が小屋の中にいらして、ちょっと質問すると10倍くらいにして返してくれます。
白い孔雀は初めて見ました!
成長によって羽の色や長さがかなり変わるみたいなので、違う季節に再訪したくなります。
孔雀ってレタス食べるみたいです。笑
温室もあって、いろんなお花が咲いてます。
とにかく公園が広いです。エディンバラも緑多いな〜と思いましたが(Meadowsとか)、その比ではない広さ!なだらかな丘になっているのも景色に変化があってお散歩したくなります。
エディンバラから日帰り旅できるダンファームリンのご紹介でした!