ロイヤルマイルはエディンバラ城↔︎ホリールード宮殿を結ぶ
約2キロの通りなのですが、
お土産屋さんや飲食店が多いのはエディンバラ城側。
ホリールード側はかなり閑散としていることが多いです。
そんなあまり観光客がいない中でも
さらに穴場なのがスコットランド議会。
BBCのレポーターさんがスコットランドのニュースを
伝えてくださるときに背景に映ったり、
国会中継のように議場をテレビで見ることがあります。
一般入場ができるのは意外と知られていないのです。
事前予約も不要!!
ホリールード宮殿から通り挟んですぐなので
ついでにぜひ寄ってみてください。
※入場に際してはセキュリティーチェックがあります。
刃物は持ち込めないのでご注意ください。
公式サイトはこちら。
月曜〜土曜日の10時〜17時(最終入場16:45)に入場できます。
会期中や議場が使用中など、見学エリアが制限される場合があります。
歴史的な建物が多く残るロイヤルマイルに目立つモダンな建築。
完成は2004年で、かなり最近の建物です。
デザインは公募で、スペイン人建築家さんの作品です。
外観に関してスコットランド人はうるさいので、かなり賛否あるそう。
イギリス、正式名称「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」の議会が
ロンドンのウェストミンスターにあるのですが、
スコットランドにも議会があり、首相がいます。
1707年にスコットランド議会は解散し、ロンドンに移りました。
1999年にスコットランド議会が復活し、
建物も新しく建てることになったのがこちらです。
外交や軍事はウェストミンスターの議会でイギリス全体のものを決めますが、
文化や経済、一部法律はスコットランド議会で議論・制定しています。
処方薬がスコットランドは無料でもイングランドでは有料、など
実はいろいろ違いがあるのです。
建物の入り口からすべて英語とゲール語が併記してあります。
スコットランドはゲール語でAlbaと言います。
あまりゲール語を日常生活で見ることは少ないですが、
せっかくスコットランドにいらしたら
ゲール語で「スランジュバ!」(乾杯)などと
言ってみるのも楽しい旅の思い出になるかもしれません。
館内は自由に見学しても、ツアーに参加してもOK。
ツアーは出発時間をご確認ください。
内装は木をふんだんに使っていて、スタイリッシュ。
議場が使用中ではない場合、入ることもできます。
カフェもあります。
私はスコーンと本日のスープをいただきました。
本当に議会のカフェなのかと疑いたくなるくらいケーキの種類が豊富。
次回はどれかケーキいただいてみたいです。
そして最後にギフトショップも。
ロイヤルマイルのお土産屋さんとは違う品揃えで楽しいです。
スコットランドといえばタータン。
スコットランド議会の公式タータングッズがあります。
公募で選ばれたデザインだそうです。
スコットランドのアザミやヘザーからインスピレーションを受けたそう。
私もレザーの名刺入れをゲットしました。
余談ですが、議事堂のお手洗いがすごく綺麗で感動しました。
セキュリティがあるのでちょっと手間ですが、
ホリールード宮殿にお越しの際はここのお手洗いがおすすめです。笑
意外と穴場なスコットランド議会のご紹介でした。
ぜひロイヤルマイルをホリールードまで下ってお越しください!