ケルトの祭りで春を祝う Beltane Fire Festival

イベント情報

昨日カールトンヒルで開催されたBeltane Fire Festivalに行ってきました。
この祭りは春の訪れを祝うケルトの伝統的なイベントだそうです。去年は祭りのことを知らなかったので、今年はぜひ参加せねば…!と思った次第です。

ベルテーン、ベルテン、みたいに発音するみたいです。

たまたま自宅近くのスーパーでポスターを見かけた(ちょっとミュシャっぽいな、って思って)のですが、市街中心部では告知も見かけなかったのでそんなにメジャーじゃないのかな、とちょっと不安でした。

こちらがポスター。

ものすごい行列

そんな心配は全く不要でした。
20時開始、入場19:30スタート、日没(21時近く)とともに最後のトーチが灯される、と書いてあったのであんまり早く行きすぎても…スコットランドの人って時間にルーズだし、と思ってゆっくりお夕飯を食べてしまい、行列の最後尾に着いたのが20:40。

赤い実線の部分が行列。点線部分は正確な道が不明ですが、ほぼ行列。

入場までに45分かかりましたヽ(;▽;)ノ

まだまだ行列が長い様子。左上奥の橋の上の行列も実は同じ行列の一部。

行列ができること自体が、すでに祭りの一部のようでした。まさかこんなに待つとは、とびっくりしましたが、列は流れていたのでそこまで待ち時間が辛くはなかったです。
入り口では入場チケットのチェックと荷物検査がありました。

圧巻のパフォーマンス(?)が見えない

メインのパフォーマンスでは、全身にボディペイントや特殊メイクで角を生やしたアーティストたちが踊っていたような…

パフォーマーが立っているのを確認しましたが、この後20分くらい始まらなくてウロウロしてました。
日が出てきたけれど全然ストーリーなどの部分は見えてません。

観覧席などもなく、全員立ち上がっているフェスのような感じで、私は低身長ゆえにほとんど見えませんでした。火を使ったパフォーマンスもほぼ見えず…行進で回ってきた時にちょっとだけ見えました。

恐らく主役のメイクィーン。
奇祭って感じがしてきます。
警備の人も塗る。

写真はたくさん撮ったつもりが…暗くてブレブレでした(^_^;)

火の粉との戦い

パフォーマンス中には大きな火の粉が舞い降り、周囲の人々がすぐにそれを消し始めたため、皆で協力する一体感(?)を味わうことができました。
カールトンヒルの地面は芝生。火事にならないかひやひや。これもまた太古より続く祭りならでは、な感じなのでしょうか。

早めの退場しました…

祭りは深夜まで続きましたが、翌日の仕事を考えて、23時過ぎには退場しました。残念ながらその後の様子は分かりません。
4月も末ですが、服装は重装備で行って正解でした。お夕飯時くらいはちょっと暑い…と思っていたのですがやはり23時ごろには寒さがこたえてきます。
ヒートテックにニット、ヒートテックレギンスにジーンズ、さらにマフラーとダウンコートでした。風もやっぱり強かったです。

入り口付近の装飾。21時過ぎでこれくらい明るいんです。
よくわからないんですが、無音で踊っていた妖精さんたち(?)

このBeltane火の祭りは、エジンバラで春を感じる個性的なイベントの一つです。興味のある方は、ぜひ来年の祭りに参加してみてください。一緒に春の訪れを祝いましょう!

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