スコットランド(イギリス)のコンセントガイド

エディンバラ

イギリスには独自のコンセント形状と電圧があり、日本のコンセントはそのまま使えません。フランスやドイツなど、他のヨーロッパとも違うので、ぜひ余裕を持ってご準備いただければと思います。

コンセントの形状

イギリスのコンセントは「タイプG」と呼ばれています。このタイプは、3つの四角いピンが特徴で、他の多くの国々では使われていません。イギリス旅行を予定しているなら、対応するアダプターを持参することが必要です。

私の手と比較して結構大きい、というのがお分かりいただけるかと思います。

電圧について

イギリスの標準電圧は230ボルトで、50Hzです。これは日本の100ボルトやアメリカの120ボルトと異なります。持参する電気製品がこの電圧に対応しているかを必ず確認してください。対応していない場合は、変圧器が必要になることもあります。

スマートフォンの充電コードは電圧の幅が広く設定されている場合もあり、コンセントの形状だけ合わせればそのまま使える場合もあります。

こちらは我が家の電動歯ブラシの充電器。240Vまでいけるので形状の変換プラグだけでOK。

表示をよく読んでチェックしましょう!

バスルームのコンセント規制

イギリスでは安全上の理由から、バスルーム内にコンセントの設置が法律で制限されています。漏電や火事対策だそうで…シェーバー用のコンセントのみある場合が多いです。

ドライヤーはほぼバスルームでは使えないと思っていただいた方がいいです。私も自宅ではリビングで使用していますし、イギリスの他地域でホテルに止まった時もベッドルーム部分でしかコンセントが見つからず…(その代わりなのかホテルのドライヤーのコードがかなーり長いことがあります)

普段バスルームで使用している電気製品を持参される場合は、延長コードも持参するか、他の部屋で使用することを計画してください。

電源タップのスイッチ操作

イギリスでよく見られる電源タップは、各コンセントに個別のスイッチがついていることが多いです。これにより、使用していない機器の電源を切って節電することができます。これらのスイッチを操作することで、安全に電力を管理し、不要な消費を防ぐことができます。

この写真だと赤が電流ONで、隣は電流を切っている状態です。

安全上大事なのはわかるんですが…結構トラップです。電源入らなくて壊れたかな、と思ったらこのスイッチがあるタイプかどうか確認してみてください。

また、抜き差しする際はスイッチを切って電流を止めておくのが良いです。電流が流れたままで挿そうとするとバチっと青い電気が見えたりすることがあって怖いです。

旅行に便利なグッズ

  • 多機能アダプター: 一つのアダプターで複数の国のプラグに対応できるタイプを選ぶと便利です。これにより、他の国々を旅行する際にも使い回しが可能です。
  • USBポート付きアダプター: 最近のアダプターにはUSBポートがついているものもあり、スマートフォンやタブレットなどの充電に便利です。
  • USBタイプAの充電コード:ホテルや空港、機内でも最近はUSBケーブルを挿せる充電口をよく見かけます。コンセントが無い時でもUSBでなら充電できる場合があります。

注意点

旅行前に、持参する全ての電気製品が「デュアルボルテージ」(複数の電圧に対応)であるか、または230ボルトに対応しているかを確認してください。特にヘアドライヤーや電気カミソリなど、高電力を要する製品には注意が必要です。ドライヤーは旅行用のものだと電圧に対応しているタイプが多いです。
対応していない場合は変圧器が必要です。

ぐーちゃん
ぐーちゃん

英語で「コンセント」は合意という意味になるので通じません。

ホテルなどで困った時はOutlet(アウトレット)やPlug(プラグ)と言って伝えましょう!

スコットランド旅行を快適に過ごすためにも、これらの点を事前にチェックし、必要なアイテムを用意しておくことが大切です。コンセントの違いに慌てることなく、旅を楽しんでくださいね!

タイトルとURLをコピーしました